AnimeNYCにて第37話のネーム & 解説を展示!
AnimeNYCのJapan Societyブース(Produced by MANGA Plus by SHUEISHA)にて 『カグラバチ』が出来上がるまでの過程が展示&公開! その様子を皆様にもお届け!!
下書きで大まかに描かれていた異空間のディテールが細やかに描写された。また戦闘の合間に、千鉱の仲間である伯理のカットが差し込まれたことで、より戦闘状況が分かりやすくなっている。
強大な力を持つ敵・漣京羅が支配する異空間に侵入した、主人公の千鉱。 天地がねじれた異空間にいる敵に対して、上から接近する様子を大迫力で描いている。 見開きの左右で、最初は主人公の目線による上からの構図、続いてそれを迎撃する敵の下からの構図となるよう、構成されている。
力強い主人公の表情のアップ。戦いを無言で見守るその他のキャラクターたち。そして炸裂する大技。という静と動を組み合わせた演出が描かれている。
下書きでは「『刳雲』 お仕舞だ」となっていた千鉱のセリフが「六平の所有物として――… …振り絞れ 鳴」というセリフに。 また、「鳴」の雷撃が炸裂するページではあえてオノマトペが外され、文字は無いながらも轟音を感じさせるページに仕上がり、より静と動の演出が効果的に発揮されている。
伯理の決意に満ちた表情、宙を舞う「錦」の金魚、力強く淵天を引き抜く千鉱と、ページの魅力となる要素は下書きの時点で全てイメージが出来上がっている。千鉱の傍らで泳ぐ「錦」の金魚の流れるような尾も、下書き時点で構図が決まっている。
下書きで出来上がった構図、演出をさらに磨き抜く清書が描かれ、クライマックスが完成。 『カグラバチ』はこのようにして出来上がっていく。
AnimeNYCではステージにて質疑応答&ライブドローイングも開催!!
アメリカでは座村が超人気!? ライブドローイングでは会場投票で選ばれた座村が描かれた!
AnimeNYでの『カグラバチ』企画の開催を記念しニューヨークにある「JAPAN SOCIETY」のビルにてカラーイラストの展示も!!
Location : 333 East 47th Street (between 1st & 2nd Avenues) New York, NY 10017
展示期間 : 2025年8月23日~11月14日
第1巻から第8巻までのカバーイラストと「ジャンプ」を彩ったカラーイラストの数々が壁一面に!!